ゆるWeb勉強会@札幌 2022年の振り返り
こちらは、 “ゆるWeb勉強会@札幌 Advent Calendar 2022” の 1日目の記事です。
私の主宰しているコミュニティ「ゆるWeb勉強会@札幌」の紹介と、今年のあゆみの振り返りを書いていきます。
目次
ゆるWeb勉強会@札幌 #とは
主に「Web」というキーワードに関する、ゆるい勉強会です。 プログラムを始めたばかりの人も、仕事でバリバリやっている人も、どなたでも歓迎です!
「勉強し初めて、次に何をやればいいんだろう?」 「普段使っていない言語やフレームワーク、知っている人に導入部分を聞いてみたい。」 「いつもはバックエンドだけど、たまに触るフロントエンドの話も知りたい。」 「実際、みんな現場ではどうやって開発してるの?」
仕事・趣味を問わず、普段の仕事の内容も問わず、「Web系」に関することを、ゆるっとみんなで話してみたいです。
https://meetup.tacck.net/mildweb.html#%E6%A6%82%E8%A6%81
上記を軸として、それぞれの開催時のテーマを元に4人程度の方々に発表してもらうスタイルを取っています。
私も毎回発表はしますが、基本的には「みんなで発表し、みんなで質問し、みんなで学び合う」という勉強会になっていっています。
今年(2022年)の開催実績
今年は、12月の予定含め6回開催、初めて二ヶ月ごとの通年開催ができました。
テーマは「初心者向け」「バックエンド」といういつものに加えて、「技術書」「静的サイトジェネレータ」といった切り口の回も実施することができました。
技術書は全体的なリアクションも良く、みなさん良い本を探している・紹介したい、という気持ちがあるのだなということを改めて感じることができました。
2022年のトピック
今年はコミュニティ・イベント全体として、オンラインからオフラインへの回帰も見える年だったかと思います。
オフラインのみの地方イベントも開催されるようになってきており、運営の方達の努力・参加者の方々の協力もあって徐々に厳しい状況の中での工夫が目に見える形になってきたように感じました。
そういう点もあり、ゆるWebのオフラインをどうやるか、来年には何かできるか、を考えていきたいと思います。
コミュニティに関連した個人の活動状況
ゆるWeb勉強会とは別の、個人のコミュニティ活動状況もあわせて書いてみます。
昨年、 AWS Community Builders Program に参加したことで、より「Amplify おじさん」としての活動が増えたのかな、と思います。
発表関係
【Amplify Studio×LIFF×Figma】ローコードで電子チケットアプリを作るハンズオン (2022/02/18)
昨年の REV UP 2021 でのメンバーを中心に、再度 Amplify Studio を使ったハンズオンの講師として参加させていただきました。
LINE の LIFF 機能を使って、LINEからWebページをLINEの中で簡単に使えることがわかり、私も参考になりました。こういうミニアプリ的なものも、もっと作ってみたいですね。
特別編 Amplify Studio ハンズオン (2022/03/26)
こちらは、私はLT枠で参加いたしました。
Amplify Studio が発表される少し前に発表された Amplify + CDK に関する紹介をしました。
JAWS-UG CDK支部 #1 〜初回拡大版〜 (2022/06/01)
こちらは、 JAWS-UG CDK支部開設記念の第一回目に、上と同じテーマでより突っ込んだ内容を発表いたしました。
Amplify でリソースを追加する Custom 機能は、慣れてくると便利だと思います。
みんなのPython勉強会#85 (2022/09/22)
こちらは、Pythonでの「可視化」をテーマとした回で「Amplify Studio」の発表を、という依頼をいただき登壇したものです。
普段と違う方達に向けての発表でしたが、みなさんの反応も普段と違いこちらも得るものがありました。
Python の可視化ライブラリを Lambda で使って、 Amplify Studio + Figma で作ったページの中で表示する、という流れがうまく実現できて、少しでも Amplify に興味を持ってもらえたのなら幸いです。
JAWS DAYS 2022 プレイベント (2022/09/25)
こちらは、 JAWS DAYS 2022 本選落ちだったネタを発表する、というイベントとして機会をいただきました。
上の Amplify Studio ネタは元々こちらの構想にあったもので、ちょうどテーマに沿ったものだったのでアレンジして使った形です。(なので、こちらがオリジナルテーマ。)
こちらは、 Amplify Studio + Figma で(この時点で)使える機能を活用し、データ連携、アイテム一覧、データ連携されたアイテムのクリック動作、といったものがブラウザ上でほぼ完結できる、ということをデモを交えて話すことができました。
2022年も、 re:Invent を待たずに Amplify / Amplify Studio の新たな進化が発表されているので、ますます便利になっていきますね。その辺りは、これからのアドベントカレンダーの中で紹介できる範囲でやっていきたいと思います。
AWS APAC Community Summit 2022 -re:Port Back- (2022/10/17)
これは、後で紹介する「AWS APAC Community Summit 2022」の日本人参加メンバーでの、各自の感想を発表するというイベントでした。
参加者にはいくつかの枠があるのですが、私は「Community Builder」枠で参加したので、特にそちらの参加カテゴリである「フロントエンド」の観点での感想でまとめました。
来年も開催されるようなので、まずは参加できるように引き続きアウトプットを続けつつ、今度はもっと英語で話しかける勇気も持っていきたいと思います。
AWS Community Builder 関係
AWS Community Builders Program (Q2 2021, 2022 / Front-end Web And Mobile)
AWS Community Builders Program は、AWS(本体)による世界的なサポートプログラムです。
(特に) AWS に関するコミュニティ活動(講演、イベント、ブログ、動画配信、などなど)を行なっている人たちに対して、それらの活動を支援するためのものです。2020年後半から開始され、年2回の募集・採択のペースで行なわれています。
昨年から引き続き、二年目のメンバーとして継続参加できています。(簡単ですが、一年ごとにチェックがあります。)
ここに活動報告のようなものを定期的にアップするのですが、そちらの結果「AWS APAC Community Summit 2022」に参加することができました。
また、最近の Amplify のアップデートに関する事前のクローズドベータプロジェクトに参加させてもらい、使用感を試す、といったこともやりました。
昨年に引き続き、AWSアカウントのクレジットの支援などももらっており、コミュニティに向けた活動支援は本当にありがたいです。
AWS APAC Community Summit 2022 (2022/09/15-2022/09/16)
こちらは、AWSのアジア・オセアニアのコミュニティに向けてAWS主催で開催された初のイベント、とのことでした。私はこちらに「日本の Community Builder」として招待していただきました。
飛行機代・ホテル代もAWSから出していただいたので、現地での(イベント外の)交通費・食費・お土産代、といったものくらいしか負担もなく、本当にありがたかったです。
特に私は初めての海外でしたので、日本人参加メンバーも多数いる中で参加できたことで、本当に安心して行動できて良かったです。
開催場所は、タイのバンコク。一流ホテルに宿泊でき、そこのイベントルーム・会議室を貸し切ってのイベントとなりました。
もちろん英語でのセッション参加、メンバーとの会話が必要なので、そこは全然ダメダメでした。ただ、それでも話しかけることは本当ならできたはずなので、ここはこれからの一年で少しでも強化したいと思います。
来年(2023年)の活動は
今年と変わらず、基本はオンラインでの開催を続けます。ただ、なんらかの形でオフライン開催をやろうかな、という気持ちも出てきたので、そちらも形がまとまればお知らせいたします。
あと、今年のテーマや形式に対して開催頻度が多いのかなぁ、という印象も持っています。特にオンライン主体が2年続いたことで、本来のターゲットである「札幌の人たち」へのアプローチが弱いかなぁ、と。
そこはなんらかの形で改善したいと思っています。
また、今年は開催まではできませんでいたが、ハンズオン的なものも挟んでみようかなぁ、とも考えています。こちらも、まとまってきたらお知らせいたします。
そんなこんなで、今年の締めくくりとなるアドベントカレンダー。書いてくださるみなさんの記事を楽しみにしていてください。
私も楽しみにしています!!