ゆるWeb勉強会@札幌 2023年の振り返り
こちらは、 “ゆるWeb勉強会@札幌 Advent Calendar 2023” の 1日目の記事です。
いきなり投稿が遅れてしまいましたが、例年通りゆるWebのアドベントカレンダーです!
この記事では、私の主宰しているコミュニティ「ゆるWeb勉強会@札幌」の紹介と、今年のあゆみの振り返りを書いていきます。
目次
ゆるWeb勉強会@札幌 #とは
主に「Web」というキーワードに関する、ゆるい勉強会です。 プログラムを始めたばかりの人も、仕事でバリバリやっている人も、どなたでも歓迎です!
「勉強し初めて、次に何をやればいいんだろう?」 「普段使っていない言語やフレームワーク、知っている人に導入部分を聞いてみたい。」 「いつもはバックエンドだけど、たまに触るフロントエンドの話も知りたい。」 「実際、みんな現場ではどうやって開発してるの?」
仕事・趣味を問わず、普段の仕事の内容も問わず、「Web系」に関することを、ゆるっとみんなで話してみたいです。
https://meetup.tacck.net/mildweb.html#%E6%A6%82%E8%A6%81
上記を軸として、それぞれの開催時のテーマを元に4人程度の方々に発表してもらうスタイルを取っています。
私も毎回発表はしますが、基本的には「みんなで発表し、みんなで質問し、みんなで学び合う」という勉強会になっていっています。
今年(2023年)の開催実績
今年は、12月の開催予定を含め3回開催となりました。
今年は私自身が結構慌ただしい一年となり、あまり開催に集中できなかったことが原因ですね。
ただ、2021年以来の3年ぶりとなるオフライン開催もJava Doさんの協力のもと実施でき、その点は良かったと思います。
来年は、オンライン・オフラオインをそれぞれうまく使い分けながら開催できたらな、と考えています。
コミュニティに関連した個人の活動状況
ゆるWeb勉強会とは別の、個人のコミュニティ活動状況もあわせて書いてみます。
今年はあまり Amplify おじさんとしては活動できていないですね。
発表関係
SC4Y (’22#4) IT・情報系 北海道まったりLT大会 (ナイトセッション)
まずは、北海道地域情報セキュリティ連絡会主催のLT会です。こちらは、共済という形で参加させていただきました。
LTは「Amplify から、 LED マトリクスを光らせたい!」ということで、 AWS IoT Core をAmplifyから利用してRaspberry Piに接続したLEDマトリクスをコントロールする、というものです。
Amplifyのライブラリに IoT Core を利用するライブラリがあるので、かなり手軽に作ることができます。
ハイブリット開催!Javaもそれ以外も幅広く聞きたい・話したい!
次に、Java Doさんで「AWS Lambda SnapStart で Java の起動高速化できるって本当ですか?」というタイトルで発表いたしました。
これは、2022年のAWSのアップデートによって、Lambda FunctionsにおけるJava起動時間の課題がかなり改善したことをうけて、それをお伝えする内容でした。
これをやったことによって、後日のJJUG CCC 2023 Springの登壇につながります。
Serverless Meetup Japan Virtual #26
次は、Serverless Meetup Japan Virtualで、過去に作ったシステムがこれでよかったのか、、というお悩み相談的な小ネタLTをさせてもらいました。(資料は公開
発表後に、登壇者でのアフタートークもあり、そちらでも色々と意見をやりとりできて良い時間でした。
MIERUNE BBQ #01
札幌の会社のMIERUNEさん主催の新しい勉強会「MIERUNE BBQ」の初回で発表させていただきました。
気楽にいろんなことを話そう、という趣旨で、今回は少しかじり始めたNestJSの紹介LTを行いました。
JJUG CCC 2023 Spring
先のJava Doでの発表内容をベースにCfPを応募してみたら、登壇させてもらえることになりました。
今年は普段喋っているところ以外で話をしたい、、と思っており、とても良いタイミングで機会をいただくことができました。
内容は、FaaSでJavaを使う場合の高速化の設定と効果の確認まとめ、というものです。
私の発表したトラックはYouTubeでの中継もない20名程度の会議室での開催だったのですが、おかげで変な緊張もせずに話すことができました。
また、レポートも書いていただいています。
Cloudflare Meetup Sapporo Vol. 1
Cloudflareエバンジェリストの亀田さんからいただいたお題「AWS AmplifyとCloudflare Pagesを比べてみて欲しい」というリクエストを受けて、そちらをテーマにした発表をしました。
ホスティング面ではどちらも選択できるので、バックエンドとの連携に関するところでどちらが自分の要件に合うか、というところを見極める必要がありそうですね。
また、AWS Amplifyが先日のAWS re:Invent前後で色々とアップデートもされたので、また改めて比較してみる必要がありそうですね。
AWSカーニバル ~秋の祭典スペシャル!~
日本における、AWS公認ユーザーグループである「JAWS-UG」「AWS Startup Community」「Amplify Japan User Group」の三団体共同開催となったAWSカーニバル。
札幌での開催ながら、当日は現地に100名以上の方に参加いただきました。
私は、AWS Amplifyのホスティングのハンズオンセッションを担当させていただきました。
参加いただいたみなさま、ありがとうございます。
当日はPRの自動プレビューサイト構築連携がうまくいかなかったので、改めて手順を作りたいと思います。
Java 21 リリース記念イベント@札幌
Java 21 のリリース記念イベントとして、東京からJava Championの櫻庭さんをお招きしての開催でした。
私は、AWSが最近GAさせた生成AIサービスのBedrockをJavaを使って利用する、という発表を行いました。
Bedrockもまた色々アップデートされたようなので、使い込んでいかないといけないですね。
北海道情報大学 情報メディア学科 講演
昨年に引き続き二度目のご依頼をいただいた、情報大での講演を行いました。
大学一年生、これから専攻を決めていく方達に向けてどういう内容にするか考えて、昨年と同様、自分の活動をあらためて整理し伝えるという内容としました。
「普通」を続けることは大変だと思うのですが、それを少し頑張ることで少しずつ結果に結びつくんだよ、ということが伝われば嬉しいです。
AWS Community Builder 関係
AWS Community Builders Program (Since Q2 2021 / Front-end Web And Mobile)
AWS Community Builders Program は、AWS(本体)による世界的なサポートプログラムです。
(特に) AWS に関するコミュニティ活動(講演、イベント、ブログ、動画配信、などなど)を行なっている人たちに対して、それらの活動を支援するためのものです。2020年後半から開始され、年2回の募集・採択のペースで行なわれています。
引き続き、3年目を迎えることができました。
参加者も増えて、中のサポートのやり方も過渡期のような感じではありますが、AWSの中の開発メンバーからサービスの説明や将来の話しを聞く機会などもあり、とても有意義なものです。
APAC and Japan Community Leaders Summit (Virtual)
昨年はタイに招待してもらったサミットですが、今年はオンラインでの開催となりました。
今回は札幌にいる参加者たちと集まって、ワイワイしながら視聴していました。
やはり、英語での長時間のセッションはなかなか辛いので、仲間のいる状態で良かったですね。
来年も、また同様のイベントが開催されることに期待しつつ、招待してもらえるように引き続き活動を頑張りたいです。
来年(2024年)の活動は
ゆるWebに関しては、オンライン・オフラインをそれぞれ開催していきたいなと思います。
オフラインでも開催できるめどは立ってきたのですが、オンラインでできる「札幌以外在住だけど参加していただける方」からも、お話が聞ける場は大事だな、と思うので。
そんなこんなで、今年の締めくくりとなるアドベントカレンダー。書いてくださるみなさんの記事を楽しみにしていてください。
私も楽しみにしています!!